AMP Clinic
- 2004/07/27
- AMP Clinic
- シャンプーの選び方

シャンプー剤は、石鹸系、石油系、高級アルコール系と、原料の油脂によって分けられます。
そのうち高級アルコール系の物が推奨されてきましたが、最近では、アミノ酸系の物が注目されています。
また、良いシャンプーを選んだところで間違った使い方では、効果が半減します。
適度な洗浄力がある事
泡の持続性がよく,しかもすすぎの際の泡きれのよいこと
頭皮,眼に不快な刺激を与えないこと
連続使用して手指があれないこと
毛髪の質や頭皮には個人差がありますが、大別するとドライ(乾性)とオイリ ー(脂性)に分けられます。
シャンプーを選ぶ前に、自分はどちらに性質なのかを知ってから、選ぶことが基本です。
例 えば、乾性の人が脂性用のシャンプーを使うと、
頭皮を覆っている弱酸性の皮脂膜が洗い流されてしまい、
頭皮がカサカサになり、ひどくなると湿疹がで きたりします。
また、脂性の人が乾性用のシャンプーを使うと、
頭皮の余分な 皮脂が洗い落とせず、これもまた皮膚炎を起こすこともあります。
一度相談して下さい
一番合ったシャンプーを選ばせて頂きます
- 2004/06/29
- AMP Clinic
- 70ミクロン~90ミクロン

髪の太さは、人によってかなり差があります。
あえて平均を算出しますと、日本人の場合は70ミクロンから90ミクロンです。
つまり、100 分の7ミリから100 分の9ミリです。
こんなに細い髪ですが、手で触っただけで、髪の直径の変化を感じることがあります。
たとえばリンスの直後に、細くなったように感じることです。
しかし、これは髪がなめらかになったためで、単なる錯覚です。
一方、年齢とともに髪質が衰えたことによって、
細くなったと感じることもありますが、おそらくこれは現実です。
髪の太さは20歳頃にピークを迎え、以後はだんだん細くなっていくものなので、特に心配はいりません。
ただし、今まで太くて硬かった髪が、
急に細くてしなやかになったと感じたときには、注意が必要です。
体調不良やストレスなどが原因で、毛母細胞に血液がうまく流れず、
髪に栄養が行き届いていない可能性があるからです。
- 2004/05/25
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- 5トン

1本の髪を引き抜くのに必要な力は、50~80グラムです。この力のことを、髪の固着力といいます。
固着力が弱くなると、当然、脱毛しやすい状態になります。
つまり、1本の髪が50グラム以下の力で抜けた場合には、髪には黄色信号が点っていることになります。
最近、髪が抜けやすくなったと感じたときには、毛髪クリニックなどで検査を受けるようお勧めします。
さて、10万本の髪が それぞれ50グラムから80グラムの固着力をもっていると、
10万本を一気に抜くために必要な重量は、10万本×50~80グラム=5~8トンです。
つまり5トン以下の重さのものなら、1人分の髪で引っぱることができるのです。
ただし、髪は抜けなくても、まず間違いなく首の骨が折れることでしょう。
絶対に実験しないよう、強くお勧めします。
- 2004/04/29
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- 30分に1枚

髪の表面には、ウロコ状をした無数の表面皮である "キューティクル" が貼りついていることを ご存知でしょうか?
キューティクルは髪の内部を保護する、大切な役目をしています。
健康な髪は、キューティクルが整然と規則正しく並んでいますが、
痛んだ髪は、キューティクルの一部がめくれていたり、はがれていたりします。
人間の髪は、1日に0.35ミリほど伸びます。
1日に伸びた長さの中に、キューティクルが何枚あるかを数えてみると、35枚から52枚ほどです。
1日で50枚のキューティクルが作られるとすると、
およそ30分に1枚のペースで、あのウロコが毛母細胞から外に向かって生まれているのです。
さらに、1枚のキューティクルは数十個の細胞からできているため、
1分間に1個以上、キューティクルの細胞が作られていることになります。
- 2004/03/14
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- 髪に関する数字 ”10万5000”

日本人の頭部には、平均して10万5000本の髪があります。
金髪の方は これより多くて14万本、赤毛の方は9万本です。
では一体、髪の数はどうやって数えたのでしょう?
頭 髪の数の算出には、次のような方法があります。
※特に金髪の方が頭が大きいということではありません。
まず、紙に1センチ四方の穴を開けて頭に当て、
ピン セットで1本づつ髪を引き出して数えます。
そうすると、1平方センチあたり150 本。
頭部の平均面積は700 平方センチですので、
150 本×700 =10万5000本 という数字が算出できます。
しかし世の中にはツワモノがいて、
その方は1965年に、髪を根気よく1本 づつ数えました。
その方は、ユーゴスラビアに住むライコ・ドシッチさんです。
74日かかって友人の髪を数え上げたところ、
33万4560本あったそうです。
この数字の信頼性はともかく、その根気には、まさに脱帽です。